ユーカリ会 会長 挨拶

愛媛大学農学部

 同窓会

ユーカリ会会長

垣原登志子

 2022年6月に開催されました愛媛大学農学部同窓会(ユーカリ会)の総会で会長に任命されました垣原登志子です。長い歴史を有する愛媛大学農学部同窓会の会長職の重さを考えますとその責任を十分果たせるのか多少危惧しておりますが、同窓会員の皆様のご協力をいただきながらその任務を果たしていきたいと考えております。

 ご承知のとおり、愛媛大学は1900年に愛媛県農業学校として設立されて以来120年余多くの卒業生を輩出してきました。同窓の先達たちの青雲の志を引き継ぎ、本学の歴史を築いて来られた長老たちの箴言を拝聴し、国内外で活躍している卒業生を応援し、母校愛を育みつつ、同窓生として将来の夢と希望をもてるような同窓会にできればと願っています。

 また、卒業生の皆様には、愛媛大学農学部という接点だけでなく、学部、研究科、地域、クラブ、サークルなど接点はあらゆるところにあります。ぜひとも、同窓会活動を通して垣根を超えた多くのつながりを持ち、人生の1つの糧としていただければと願っております。

 会員の皆様には、愛媛大学同窓会活動に、より一層のご協力、ご支援をよろしくお願いいたします。

愛媛大学農学部長 挨拶

愛媛大学農学部長

治 多 伸 介 

 ユーカリ会の皆様におかれましては、益々、御清祥のこととお慶び申し上げます。

 私は、2023年4月1日より、農学部長を拝命している 治多伸介(はるたしんすけ)と申します。専門は農業土木学で、平成9年に農学部に赴任して以来、長年にわたり、皆様には大変お世話になってまいりました。

 さて、愛媛大学農学部は、2020年に創立120年を迎えて以降も、入学定員170名を変わりなく確保し、皆様の後輩にあたる若者たちへの教育を、鋭意進めております。すなわち、愛媛大学農学部は、地域と世界の益々の発展のために「自然と共生する持続可能な社会を構築する」ことを大きな目標として掲げ、「食料・生命・環境」をキーワードとした3学科体制で活動しています。また「SDGs、DX、カーボンニュートラル、レジリエンス、スマート農業」といった現代のキーワードに対しても、的確に対応した先端的かつ実用的な教育研究を展開しています。このように愛媛大学農学部において充実した教育研究が安定的に推進できるのも、ユーカリ会の皆様からの「ユーカリ基金への御寄附」をはじめとする、様々な御支援があってこそのものと、心より感謝いたしております。

 そして、これからの愛媛大学農学部は、これまで以上に、ユーカリ会の皆様と様々な面で連携、協働して、より充実した教育研究と、社会貢献を推進し、愛媛大学農学部の更なる発展に繋げたいと思っております。つきましては、会員の皆様におかれましては、引き続きの御支援を、何卒よろしくお願い申し上げます。

 末筆ではございますが、ユーカリ会の益々のご発展と、皆様の健康とご多幸をお祈り申し上げます。

愛媛大学附属高等学校 校長 挨拶

愛媛大学

 附属高等学校

校長

吉村 直道

 「愛媛大学附属高等学校 校長挨拶」

ユーカリ会の皆様におかれましては,日頃より愛媛大学附属高等学校の教育活動にご理解とご協力を賜り,感謝申し上げます。令和4年4月より,校長を吉村直道(教育学部,数学教育学)が,副校長を荒木卓哉(農学部,作物学)と八木昌生(本校教諭,情報科)の2名が務めております。何卒よろしくお願いいたします。

さて本校は今,新型コロナウイルス感染症拡大防止並びに熱中症対策について慎重に対応しながら,生徒たちの学習活動・自主活動の指導に取組むと共に,教員の働き方改革,2つの文科省委託事業「WWLコンソーシアム構築事業」「研究開発学校指定」の遂行等に取組んでいます。9月開催の運動会を5月開催にしたり,土日の部活動等の正課外活動の指導をPTA管理下として学校管理下の勤務から外したりする等,これまでにない取組みにも着手しております。

そして前述の文科省事業を中心に,「令和の日本型学校教育」として個別最適な学びと協働的な学びを充実させ,「主体的・対話的で深い学び」を実現させるべく,生徒・教員が相互交流しながらそして大学の協力を得ながら,コロナ禍にあってもここ樽味の地においては変わらず学びが継続されるよう努めています。特に本校は,農学部附属が前身の高校です。文系,理系の発想を結びつける「人を生かす」人材の育成を重視しています。生徒たちが,田植え・稲刈り・みかん収穫等,農業に関わる実習の中で他者と協働し土に触れ作物を育てる喜びを通して豊かな人間性を育んだり,また,国内外の高校生や留学生と関わったりしながら「調整できる力」「関連づける力」の育成に尽力しています。

これまでの校風と伝統を堅持しつつ,地域の発展を牽引しようとする意欲の高い生徒の輩出を一層努力して参ります。ユーカリ会の皆様には,今後もご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

最後に,ユーカリ会の益々のご発展を祈念し,挨拶とさせていただきます。